10年以上ぶりに新聞をとってみた

日経新聞の電子版を使ってみた。

 

背伸びして読んでいたなーと、昔の自分に対して微笑ましい気分になった。

最初は一つ一つの記事を舐めるようにして読んでいた。

視野が狭い状態で、わかったつもりになって読んでいた。

そんな中、私の履歴書瀬戸内寂聴の奇縁まんだらは人生の追体験ができるので面白かった。

 

原理原則、セオリーをおさえればリアルタイムで情報を追う必要は無いし、時間の無駄では?

時事ネタを話題に出してくる人に対して、それ知らないからまず教えてください。

から進めて、ちゃんと説明できる人と話すのが効率的なのでは?(適当に話してる人と話す価値はない。)

そもそも、新聞に書かれていること=正確な情報であるという思い込みが危ないのでは?

と、相当ナマイキかつ傲慢な大義名分を持ったのと、引越しを機に読むのをやめた。

 

とかっこつけてるが、めんどくせーと思ったのが正直なところ。

正直、困ることも無かったし今でも悪い考えではないなと思う。

ネットニュースで、ある程度の情報収集もできる。

 

ただ、改めて読んでみると面白い。

なんで面白いと思うか考えてみた。

 

・経験と知識の量が増えた。書かれている内容を昔より理解できるようになった。

・仕事に活かせそうな共通言語を持てる。

・読むのを習慣化することで、自分が興味のない情報に対するアンテナができる。

 →視覚的に世の中の重要度がわかるのと、強制的に視界に入るのが良い。

  新聞紙に慣れている人は紙面ビューアーの方が良いと思う。

 

あと、新聞紙を捨てるのがとにかく面倒くさかったなと思い出した。

通勤電車で、人の迷惑にならないよう折りたたみながら読むのを見よう見まねでやってみたり、、

良い時代になったものだ。