11年ぶりに燕岳へ行った
本当に不思議なもので、駅やら登山口までの道路、登山道も全く記憶がなかった。
やはり何かしら残しておかないと、記憶には残らないんだなと実感した。
初日は燕山荘に着いた瞬間土砂降りだった。タイミングが良すぎた。
相変わらず飯が上手く、オーナー?の話も素晴らしかった。
時間がなかったのか、同じ岩に生えた2つの植物の話はスキップされたが、まだスライドはあった。
この話はずっと心に残っている。
夜は雲が晴れて、相変わらず綺麗な空だった。
流れ星もいくつか見れた。
2日目はしっかり晴れた。
後で調べてみると、今年では珍しい晴れ模様だったらしい。
ありがたい。
今回で3回目の燕岳だったが、やっとイルカ岩をちゃんと見た。確かにイルカだった。
11年の長さを感じたが、山は同じ場所で待ってくれるというのが嬉しかった。
やはり、登山は良い。
また再開しようと思う。
自殺を買う話 橋本五郎
ネットで読める
https://www.aozora.gr.jp/cards/000900/files/43606_17125.html
短くまとまっており、素晴らしい作品だなと思った。
連鎖というか、そういう手段があると認識をしてしまった結果
同じような時に実行してしまうのかもしれない。
最初に実行した人は本当に善意から行ったかもしれないが、罪な話だなと思う。
海も暮れきる 吉村昭
咳をしても一人
状況がシンプルに表現されていて、良いなと思った。
尾崎放哉という人は、エリートなのに隠遁した世捨て人とのこと。
どんな人なんだろうと興味を持った。
蓋を開けたらとんでもない奴だった。
酒癖悪い、プライド高い、生活力ない(知り合いに金せびる)
そのくせ必要に迫られてなのか、寂しいからか人との関わりは持とうとする。
とんでもない奴だからこそ窮地に陥り、それゆえに素晴らしい句ができた。
著者も結核経験者ということで、描写が凄まじい。
読んでいて鬱々となってくるが、そんな中でも喜びや希望を見出そうとする描写が素晴らしかった。
エボルヴ アグロ
ボルダリング歴10年以上で、ジムだけやる。
また、ハイグレードな課題はせずに楽しんでいる人の感想。
シューズ遍歴は下記の通り。
モカシム→ソリューション→フューチュラ→ネクソ→アグロ(現役)→マントラ(現役)
結論から言うと、これまで履いてきた中で最高の靴だ。
弱点がなく、課題を登れなかった時にこれは自分のせいだな。と素直に思える靴だ。
ちゃんと芯があるが、程よく柔らかい。
また、トゥフック好きとしてはラバーの貼り方が最高だ。
足入れもしやすく、ベルクロがしっかりしていてちゃんと固定される。
重さがネックだが、メリットを考えると些細なことだ。
また買おうかと思ったが、通常ラインは生産中止になってしまったらしい。残念すぎる。